境界の上でダンス

一見、なんでもない日常が、ちょっとした拍子に、幻想の世界に変貌する
ことがある。
いつも通る道の電柱の脇を通ることで四次元に迷いこんだり、タンスの奥
が別世界に通じていたり。
しょこたんの日記では、猫とのからみがファンタジーRPGの世界に翻訳され、
小明の日記では、ノートに書いた文字が蟻になって襲ってくる。
こういうことに対して「あるある」と思うのは、それだけ自分が非日常との
境で生きていることを証しているのだ。
虚構の住人になるのは珍しいことではない。
でも、その境界にとどまるバランスが大切なような気がする。
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/3228
http://yaplog.jp/benijake148/archive/884