グリム童話から見た民話の世界

hozan2007-04-27

今朝、NHK第一ラジオで聞いたのは「ときめきカルチャー」
京都大学大学院教授・高橋 義人氏による「グリム童話から見た民話の世界」
第1回の今日は、ドイツのメルヘンについての話と、「ヘンゼルとグレーテル
について。
メルヘンの特徴は、時、場所、人名が固有じゃなくて、ハッピーエンドで終わる
ことにある。
じゃあ「ヘンゼルとグレーテル」は固有名詞じゃないの?と疑問が湧くが、
「ヘンゼル」は「ハンスちゃん」、「グレーテル」は「マーガレットちゃん」
のことなので、日本で言えば「太郎と花子」みたいなものなのだとか。
他にも「メルヘン」の意味とか(「メル」は中世ドイツ語で「お話」
「ヒェン」は「〜ちゃん」で、「小さなお話」とでも言うような意味)
グリム兄弟は7人兄弟だったとか、
版を重ねるごとにグリム兄弟によって民話が読みやすく書き改められたことに
附随するエピソードなど、興味深い話が展開されていた。
第2回は1ヶ月ほど先になるようだ。(シンデレラをとりあげるらしい)

今回の僕的ポイントは、ドイツと日本との親交を音楽で語るところだった。
「霞みか雲か」「こぎつねコンコン」がドイツ民謡だと言う話から、高橋教授
が、ちょこっと脱線する。
日本とドイツとの親交は厚く、今ではドイツでは聞けないナチスの軍歌も
日本で聞くことができたりすると言う。
しかも、そのナチスの軍歌が、校歌として歌われているのだ。
あいにくと、僕はそれがどこの校歌なのか知らなくて、帰宅後に調べてみた。
意外と近いところに答えはあった。
同志社の校歌だ。
母校の関西学院大学では、大学グッズとして校歌のCDも販売されている。
きっと同志社でも校歌のCDくらい売ってるだろう。
ぜひ聞いてみたいものだ。
また、グリークラブの定演とか行けば、普通に歌ってると思う。

何年か前にコミケ行ったとき、ナチスの軍歌を集めたカセットを買った覚えが
ある。
あれ、どこに行っちゃったのかな〜?