根絶せよ!

NHK教育の「視点・論点」で、アグネス・チャンが「児童ポルノの根絶を」と題して、法律改正について訴えていた。
ポイントは、単純所持の禁止と、アニメ、ゲーム、漫画にも規制をかけること。
アグネスは反論と考えられることとして、「冤罪の可能性」と「表現の自由を奪う」をあげて、そのような事態にならないように法律を考えればいい、と論じていた。
なんとアグネスは単純に良い人なんだろう、と思った。
一番困るタイプだ。
冤罪と表現の自由に関しては、どう文章を綴ったところで、権力に利用されることは免れない。
また、アグネスがあげた2つ以外に、大きな問題があることに触れられていない。
アニメ、ゲーム、漫画の表現まで禁ずることは、児童好きから、そのはけ口を奪うことになる。アニメなど、実際には誰も傷付かなかったはけ口があったのに、こども好きは闇のルートを使って犯罪者としてその手のものを入手するか、実際に通学途中の児童を襲う以外にはけ口が得られない。犯罪を増やすことはあっても、減らすことにはならない。
児童を愛することは異常だから矯正しなくてはならない、というのなら、こども好きにはロボトミー手術するか、黄色い星のワッペンでもつけさせるしかあるまい。