なまける理由

ついついダラダラとした日々を送ってしまう毎日、頭の中ではよく
「努力は最後の手段」
と、自分で考えた箴言を繰り返したりしています。(ダメだね!)
そんなとき、ケルティックハープ奏者坂上真清さんの日記を読んだら、こんな言葉が書いてありました。
「演奏でメロディーを多少間違えても曲を知らない人は気がつかない事が多い。
しかしリズムが合っていないと曲を知らない人にも分かってしまう」
これ、すごく面白い言葉だなあ、と感心したのですが、サボリ癖のついた僕には、この名言が「結局、生まれついて持っている資質こそが大切なのだ」という、最初に書いたような「努力は下僕のたしなみ」(ちょっと違ったかもしれない)に近い言葉を支えるものに思えてしまいます。
せっかくのいい言葉も、引用者によっていかようにも矮小化されてしまう、という好例であります。
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