ジャングル炊いて

テレビで「ジャングル大帝」を見た。
原作は『ケン1探偵長』の手塚治虫
キャラクターデザインは『江戸川乱歩全集』の天野喜孝
音楽は制服向上委員会に多くの楽曲を提供した羽毛田丈史
監督は「コードギアス」の谷口悟朗
脚本は似たもの夫婦の鈴木おさむ
声優は名は体をあらわす遊び心でいっぱい。
と、いうわけで、見どころは満載だった。
オリジナルストーリーだったが、「監視カメラなどによる管理社会」「クローン技術への疑問」「少数民族によるパルチザン」「二世議員へのエール」などについてのメッセージが含まれていた。(注:間違いがあります。さて、どれでしょう?)
ところで、つい最近行って会って来たばかりの、天王寺動物園のコアラが老衰で死んだそうだ。
動物園はこの「ジャングル大帝」の「ネオジャングル」に比べても、もとの住む環境とは大違いの管理されまくりの場所だ。ネオジャングルに疑問を感じる理性が、動物園に向かないのはおかしいんじゃないだろうか。
いや、それを言うくらいなら、人間だって、この管理されまくりの社会に疑問をもっともっと持ってしかるべきじゃないのか。
そんなことを、うす〜く思った。