左手のための音楽

hozan2007-06-24

リアルタイムでテレビを見ることはあまりない。
だから、録画したものを見て、よく日記に書いたりしてるけど、これってまったくタイムリーじゃないね。
自分の中ではタイムリーだったとしても。
今日はちょっと前のNHKの録画から。
左手のための音楽を演奏する舘野泉を紹介していた。作曲家の吉松隆も出演して、解説に加わっていた。
タピオラ幻影 作品92から「水のパヴァーヌ
ゴーシュ舞曲集 作品96から
右手が自在に使えなくなった舘野氏のために書かれた作品だが、舘野氏が「手がぶっこわれそうでこわかった」と言うように、左手1本でも容赦無しの音楽だ。
右手が不自由になっても演奏できる音楽、という発想があるなら、両手がなくても奏でることができる音楽という可能性もあるんじゃないか。
その場合、鍵盤にしりもちついたり、頭突きしたり、タップダンスしたり、ひじ打ちしたりして、ピアノを弾くのだ。
あるいは、頭の大きさに鍵盤をあわせる新しいピアノを作ってもいい。