王者

K1でアンディ・サワーが優勝。
番組は、まさと中心だった。
実況も解説も、だいたい、まさとを応援してた。
日本人だから応援してるんだろうけど、今回のK1は、まさとに一番ドラマが
なくて、応援する価値ないと思った。
決勝まで進むだけの強さはすごいな、と感心したけど。
でも、ドラマといっても、「家族のために闘う」とか「誰それの魂」とか
そういう付け焼き刃のドラマは、飽き飽きしてきたなあ。
オランダで一番強いのは誰、なんて、本人たちも考えていないはず。
よく言われる「リベンジ」ってのも、マスコミのあおる嘘だろう。
格闘家なら粛々と闘うのみで、リベンジとかプライドなんて夾雑物は、
闘わない者が勝手に想像してるだけの邪推なんじゃないか。