2007-10-13 寺川修造 藤子不二雄Aの『愛…しりそめし頃に…』を6巻まで一気読みした。 面白い! タイトルのこのセンス! トキワ荘の経験が何百、何千ページかの漫画になる。 これは、読者の僕にとってのトキワ荘体験とでも言うべきものだ。 で、ストーリーの区切りに、詩が添えられているのだが。 それはもちろん、A先生の作になるものだが、著名人をもじった名前を 使って、その人物の作品、という体裁をとっている。 サトー・ロクローとかヨド・ナガハルとか、愛田満男とか。 フーミュンってのもいた! この手のドジなギャグが愛おしい。 藤子不二雄Aは今でも青春まっただなかなのに違いない。