寺川修造

藤子不二雄Aの『愛…しりそめし頃に…』を6巻まで一気読みした。
面白い!
タイトルのこのセンス!
トキワ荘の経験が何百、何千ページかの漫画になる。
これは、読者の僕にとってのトキワ荘体験とでも言うべきものだ。
で、ストーリーの区切りに、詩が添えられているのだが。
それはもちろん、A先生の作になるものだが、著名人をもじった名前を
使って、その人物の作品、という体裁をとっている。
サトー・ロクローとかヨド・ナガハルとか、愛田満男とか。
フーミュンってのもいた!
この手のドジなギャグが愛おしい。
藤子不二雄Aは今でも青春まっただなかなのに違いない。