おれにギョーザを食わせろ(中国製)

田中宇の国際ニュース解説、1月29日付けの記事は「北朝鮮核交渉の停滞」
http://tanakanews.com/080129korea.htm
最後のまとめは、次のとおり。
「全体として、アメリカが北朝鮮を非難している案件の中には、濡れ衣や誇張が多い。日本のマスコミは、北朝鮮を悪く描くことばかり考えて冷静な分析をせず、誇張を鵜呑みにして報じ、国民の多くはマスコミを疑わず、洗脳されている。今後数年以内に、アメリカの覇権は退き、日本は北朝鮮と国交を正常化しなければならなくなるのだから、そろそろ日本人は洗脳を解いていかねばならない。」
マスコミはいざ知らず、いまだに北朝鮮を毛嫌いしたり、日本の敵だと考えている人がいるなんて信じられないのだが、これがまだ生き残っているらしいのだ。北朝鮮と中国に対しては、対米関係の一環でバッシングネタが餌としてまき散らされている。農薬ギョーザのニュースで、「だから中国は」とか言い出しかねない罠に安易にはまるべきじゃない。
先日のブッシュ大統領の一般教書演説でのトーンダウンを受けて、マスコミの取り上げ方も多少は変わってくるかな?